ZenBook S UX393EA-HK001TS、今回購入致しました!
その圧倒的にデザインや、他のノートパソコンでも殆ど見ないハイスペックな性能を搭載したこのモデル、ヨドバシカメラでひと目見たときからものすごい惹かれてたんですよね……。
そんなZenBook S UX393EA UX393EA-HK001TSを今回ゲットして2ヶ月程使い倒してみたので、早速使い心地や感想をレビューしていきたいと思います!
詳細なスペックとかは他の解説記事に譲るとして、この記事では
- 総合的には買いなの?
- 実際に感じたメリット・デメリット
- それぞれの細かい性能について
- アプリ毎の動作
- 超細かいおまけポイント(wordの有無など)
- おまけ
- まとめ
という順番でこのノートパソコンついて熱く個人の主観を交えて語っていきたいと思います!
総合的には買いなの?
非常に優秀。懐に余裕があるなら買い
総評としてこのパソコン、非常に優秀です。
デザインもピカイチだし、性能も現行のノートパソコンの中だとほぼダントツ(当然例外的なやつはありますが)。
仕事で使ったとしてもプライベートで使ったとしてもほぼ不満が無い、究極にレベルの高い所でまとまったハイエンドノートパソコンだと思います。
当然細かい不満点はあるものの、それも強いて言えばのレベル。
メリットと比べれば霞んで消えてしまうものばかりです。
値段が高いのが一番のネックですが、それさえ許容できるのであれば、買いではないでしょうか?
このPCを買うメリット
このPCのメリットとしては6つ程挙げられるかと思っています。
①性能は十分すぎるほど高い
全てにおいて、性能は十分です。
仕事にもプライベートにも使える万能のPCです。
予算は特に決めてないけど、高い性能のノートパソコンが欲しいっていう人はとりあえずこのPC買っとけば問題ないと思います。
簡単なワード作業から、AndroidStudioとかを使ったプログラミング、PremiumPro等の動画編集ソフトもある程度サクサク動きます。
ゲーマーではない一般人が使うであろうアプリは殆どサクサク動くのではないでしょうか?
万が一このスペックで満足できないという方が居るのであれば、超絶でっかいゲーミングノートパソコンを買うか、デスクトップPCを使うしか選択肢は無くなってくると思います。
そのぐらい完成度が高くまとまっているノートパソコンだと思います。
②デザインがかっこいいのでドヤれる
居るじゃないですか、スタバでMac使ってカタタッターン!ってやってるおしゃれ系な男子。
Mac使ってる俺カッケェ……って酔いしれてる彼らを見て、我々Windowsユーザーはぐぬぬ……ってなってたわけですが、安心してください。
奴らがドヤれるのは今日までです。
何故なら、Zenbookの方が圧倒的に格好いいからです。
穏やかにしかしはっきりとその艶を主張してくるシックな黒で彩られた本体に、どこか引き込まれる官能的な輝きを放つピンクゴールドで装飾されたエッジ。
ツルッとピカッと灰色のアルミで包まれたMacとどっちがかっこいいでしょうか?もはや言うまでもないですよね?
※諸説あります。
スタバでカタタッターンの座は僕らに譲られました。
是非これを買ってドヤってください。
③品切れになっていない(地味に超重要)
このPC、家電量販店などに行けば即日で買うことができます(2021/9現在)。
これをメリットに上げるってどういうこと?と思われた方いらっしゃるかもしれません。
ですが、結構これは重要なことなのです。
詳しい方なら聞いたことがあるかもしれませんが、世界は現在半導体不足に悩まされています。
そのせいもあり、このレベル帯の性能を持つノートパソコンってどこもかしこも売り切れを続出させています。
例えばHP Spectre x360 14-ea0000という、僕が購入を迷ったほぼ同じスペックを持っている美しいノートパソコンがあります。
このパソコン、ぶっちゃけこのZenbookよりも圧倒的にコストパフォマンスが良くて、デザインも個人的にはZenbookよりも好きだったりするのですが、入荷がいつになるか一向にわかりません。
2ヶ月以上前からサイトに張り付いて在庫の入荷を待っているんですが、一向に入荷しません。HPさんホントにこの製品売ってるの???ってぐらいHPさんのパソコンは手にはいりません。マジ幻です。
ですが、このZenbookさんなら家電量販店に行けば速攻で手に入ります。即日お持ち帰りが可能です。
なので「思い立ったらすぐに欲しい!」という僕みたいなせっかちさんには、こちらのZenbookがおすすめです。
- せっかちな人⇒Zenbookを購入がおすすめ
- 入荷がいつになるかわからないけど、とにかくコスパを求めたい人⇒HP Spectre x360 14-ea0000の最上位モデル購入がおすすめ
④Type-Cポートが二つあるのが地味に楽
これマジ地味にいいんですよね。
Type-Cポートが2つあると
- Type-Cポート①で充電しながら
- Type-Cポート②でモニターに接続して映像を流す
みたいなことが簡単にできるんですよ。
これがType-Cポート一つしかないパソコンだと、専用のアダプタをわざわざ購入してType-Cポートを拡張して……
みたいなことをしなきゃいけないので面倒なんですよね。
⑤充電がType-Cで出来る
ほんっとにこれ。ほんっとにこれがありがたいの。
充電がType-Cで出来るのがマジで本当にありがたいです。
僕はちょっと前まで仕事でSurfaceB〇〇k(名前は伏せます)を使っていたんですが、あれ充電器が非常に特殊で、Type-Cで充電できないんですよ。
※最新版はUSB-Cでも充電できたりします。
なのでその充電器を持っていくのを忘れると充電すらできなくてPCが起動できないとかいう最悪な状態になっちゃうんですよね。
でも、Type-C充電ができるなら話は別です。
Type-Cの充電器ってそこらにありふれてますし、なんなら僕のスマホはType-Cなので、スマホの充電器さえ持っていればZenbookの充電ができてしまいます。
専用の充電器をわざわざ持ち運ばなければならない!ってことになりにくいのがめちゃくちゃメリットです。
ただ、矛盾するようですが、この充電問題はデメリットでもあります。
詳しくはデメリットのコーナーをみてください。
⑥充電持ちがそこそこ良い
抜群に充電が持つという訳ではないのですが、比較的充電の持ちはいいです。
欲を言えばもう少し長くなってほしいですが、このスペックなら十分でしょう。
僕が倦厭するSurfaceB○○kとかもう瞬きの内に電池が消えていきます。横見て前見たらもう電池半分とかになってますからね。
フル充電をしていればっていう条件は付きますが、昼からカフェで仕事して、19時くらい帰るようなスケジュールなら、電池は十分持つのではないでしょうか?
デメリット
このPCのデメリットですが、大まかに分けて4つあります。
①ただひたすらに”高い”
とにかくこれにつきます。
このPC、高い。とても高い。
性能は今出ているノートPCの中でも本当に最上位も最上位。
あくまで僕調べではありますが、2021年8月時点で、これに勝てるノートPCって殆どないのでは?って思ってます。
ただ、その分超絶お高いです。
なんとその値段、239,800円 (税込)です。
規模感でいうと、高性能なドラム式洗濯機が一台買えちゃう値段です。とんでもないっすよね。
そしてメリットのところでも語りましたが、同じ性能のPCだと、HP Spectre x360 14-ea0000の最上位モデルを買った方が圧倒的にコスパはいいです。
なので正直、コスパを求める人にはこのPCはお勧めできません。
これをお勧めするのは
- デザイン性を求めていて
- なおかつ性能はめちゃくちゃ高いのが良くて
- 20万くらいならPCに出してもいい!っていう方
- 納期が早い方が絶対に良い!という方
になります。究極と納期の速さを求める方は是非どうぞ。
②充電速度にやや困る
充電速度がやや困ります(そんなに大きいデメリットではないですが)。
このノートPC、Type-Cであれば充電自体は可能なんですが、その充電器の性能によって充電効率が大分変ります。
というのも、このPCはめちゃくちゃに高性能なので、それなりに性能がいい充電器を用意する必要があるみたいなのです。
具体的に言うと、「65W出力」に対応した充電器でないと、十分な速度で充電ができません。
当然付属の充電器はそれに対応しているので、それを使えばいいじゃんと思うかもしれません。
ただ、付属の充電器ってちょっとデカいし重いんですよね……。このPC自体がそこそこ重いので、あまり重い荷物は増やしたくないんですよね。
なので私はこちらを買いました。このAnker Nano II 65Wって奴だと普通に充電できたのでお勧めです。
※似たようなやつで45Wとかのあるので、気をつけてくださいね。このPCに必要なやつは65Wですからね。
③イヤホンジャックがない
そんな欠点とも言えない欠点なんですが、このPC、イヤホンジャックがありません。
Bluetooth接続を行うか、Type-Cタイプのイヤホンを使うしかないです。
差すところが丸い旧式の丸いイヤホンを使ってる方にとってはこれが地味に不便です。
ただ、このPCデフォルトで「イヤホンジャックをType-Cに変換してくれるケーブル」がついてきます。めちゃくちゃ親切ですよね。
そして今時Bluetoothタイプのイヤホンを持ってない方っていうのもそんなに多くないのかなとは思ってます。
本体に内蔵されているBluetoothの性能はしっかりしていて、Bluetoothイヤホンで繋いでいて音が切れるなどの不満を感じたことはほぼありません。
テレワークなどはそちらでするのが良いかもしれません。
④コイル鳴きがある気がする
私の勘違いの可能性もありますが、高負荷の作業をする時にややコイル鳴き(キーンっていう耳障りな音)が発生する気がします。
いつも起こる、って訳ではなく、「高負荷な処理をしているときにたまに」キーンっていう音がするなぁという印象です。
いつも起こるわけでもないし、そんなに大きい音ではないのであまりデメリットではないですが、耳が敏感な方にはもしかしたら気になるかもしれません。
※個人的にはそんなに気になりませんが、やはりある程度耳障りだなと感じるときはあります。
実際に使ってみた感想
CPUの性能
十分です。
エクセル作業とか動画編集だとかプログラミングだとかしていて、不満に思ったことは一度もありません。
僕は業務や趣味で主に
- GoogleChrome
- と、それに付随するアプリ(Gmail、Meet、スプレッドシート、ScriptEditerなど)
- Excel,Word
- Skype
- Zoom
- Slack
- LINE
- PremiumPro
- AdobeXD
- Android Studio
- VScode
- GitHub
などを利用していますが、とりあえず不満に感じたことはほぼありません。
※前利用していたPCだと上記を起動するとCPUが常にフル稼働、みたいなことが頻繁にありました。
1か月以上業務で使っておりますが、現在のところ全く問題もストレスも無く使えています。
GPUの性能(動画編集など)
このPC、正確にはGPU(グラフィックボード)は積んでいません。
CPUの中にGPUモドキが積んであって、それを利用しています(大体のノートPCがそうです)。
なのでGPUがゴリゴリに積んであるデスクトップPCとかに比べれば性能は劣りますが、
- Youtube等の視聴
- PremiumProを使った簡単な動画編集
- そこまで重くないゲーム
であれば普通に動作できます。
ただやはり、PremiumProを使う、ゲームをするんだったら絶対にグラボをしっかり積んだPCの方がいいなとは思います。
メモリの性能
16GBあるので、めちゃくちゃ快適です。
僕はGoogleChromeを複数ウィンドウで開いて、なおかつタブもめっちゃ増殖させて作業する、みたいなことを結構やります。
現に前使っていたPCだとGoogleのウェブ会議を開きながら、スプレッドシートを弄って、Messengerで返信をする、みたいなことをしていると頻繁にフリーズしてイライラしてました。
※前のPCはメモリ8GBです。
ただ、このPCは16GBあるので、メモリが足りないな……というエラーは起こったことがありません。
HDD(正確にはSSD)
このパソコンはハードディスク(正確にはSSDです)が1TBが内蔵されてるんですが、これがまた素晴らしいんですよね。
516GBとかではなく、1TBです。1TBあるとか、超安心ですね。
現在はクラウドストレージが非常に流行っているので、ノートパソコンの容量なんて256GBとかで十分でしょう?という人がいらっしゃるかと思います。
ただ、いわゆる写真とか動画のデータならそれでいけますが、ゲームやアプリはクラウドストレージに上げて動かすというのが非常に難しいのです。
例えば動画編集ソフトなどはパソコンにインストールして使う必要があります。そして動画編集ソフトなどの高性能なアプリはめちゃくちゃデータ容量が重いです。
その手のアプリをバンバン使う場合、最低516GB、容量を安心して使いたい場合は1TB欲しいものなのです。
その点このPCは安心。容量が1TBあるので、その手のアプリをガンガン入れても容量が足りないということがほぼ起こりません。
容量が1TBあるのは本当に最高ですね。
音質(スピーカー)
スピーカーに関してはなんともと言ったところですね。
別に買うキッカケにも、買わないきっかけにもならないレベルだと思ってます。
普通に音質は良いかな?といった感じ。音質で不満に思ったことはありません。
ただ、スピーカーの位置は少々不満に思うことがあって、このPCって音が出るところが背面のほうにあるんですよね。
なのでベッドでPCを打つ時など、PCの裏面が何かで覆われてしまう時は音質がやや低下してしまうのがやや不満なポイントです。
まぁベッドで寝ころびながらパソコン作業するなよという話ではあるんですが……(笑)
電池持ち
可もなく不可もなく……よりはやや不可よりといった所。
出来ればもう少し持ってほしいかなという印象です。
カタログスペックでは11時間持つとありますが、当然そんな通りの電池持ちはしません。
ずっと何もせずにパソコンを放置していたら行けるかもですが、何かしらの作業をしたら11時間稼働はほぼほぼ不可能です。
どのくらいこのPCのバッテリーが持つかというと、あくまで体感値ベースですが
- wordなどの重くない作業⇒6~7時間ぐらい
- web会議などのちょい重い作業⇒3~4時間程度
- PremiumProなどのクソ重作業⇒2~3時間程度
ぐらいな感じです。
比較的重い作業であるzoom等のweb会議が4時間ぐらい持つのが意外でしたが、そこまで極端に長い電池持ちとは言えないです。個人的にはもうちょい持ってほしい。
仮に外出先などで充電器を忘れてしまった場合、
- フル充電なら安心できる
- 5~7割だと結構不安
といった印象ですね。友人が持っているMacbookPro程の安心感は正直ないというのが僕の感想です。
不安ならこの手の充電器は確実に持って行った方が絶対いいと思います。
打感(タイピングのしやすさ)
そこそこ打ちやすいと思います。
ノートパソコンでこのレベルの打ちやすさであればまぁ合格ではないでしょうか?
ただ、同じ価格帯・スペックのノートパソコンと比較するなら、個人的にはHPのSpectre x360 14-eaのキーボードの方が打鍵感としては好きでしたし、ミスタイプ少なかったですね。
ほかのノートパソコンに比べてややキーボードのサイズが大きいのかもしれません。ちょっとミスタイプが増えるんですよね。
これに関しては実機を触る機会がありましたら、寿司打とかで試してみてください。
ちなみに
ZenBookSでタイピングした場合
RealForce(すごい打ちやすいキーボード)でタイピングした場合
こんな感じでした。やっぱり明確に差は出ますが、ノートパソコンであることを考慮すれば中々悪くない数値なのではないでしょうか?
ちなみにめちゃくちゃ打ちやすいキーボードはこちらです。
デスクトップPCを持ってたり、クラムシェル(ノートパソコンをモニターに写して作業する)状態で使うには非常にオススメのキーボードなので、良いキーボードが欲しいけどどれがいいのか分からない……って人は脳死でこれ買ってください。
これ買っておけばまず間違いないです。
タッチパッド
至って普通。
特段述べることもないんですが、右クリックはややしにくい印象です。
二本指でタップすると右クリックになるので、もっぱら僕はそれを右クリックの代わりに使ってたりします。
あと、こんな風になる機能も付いてるんですが、これを使った記憶は今までで一回もないです。
重さ
やや重いです。
1.35 kgぐらいあるので、リュックに入っていると露骨に重量が増えたのが実感できます。
ハイスペックPCのくせに1.35kgは大分かるいですし、ある程度重いのは仕方ないですが、この重さは正直負担になる重さです。
持ち運ぶことを前提とするなら、肩掛けの出来るタイプのバックか、リュック形式のもので持ち運ぶのをオススメします。
手で持つタイプだとちょっとした筋トレになるので、腕の筋肉を傷めつけたいドMさん以外にはお勧めできません。
横幅などのサイズ
横幅等はいたって普通です。
これぞTHEノートパソコン、といったサイズ感で、特段大きすぎるとか小さすぎるということはないです。13インチですからね。
持ち運ぶときに横幅で苦労する、ということはあまりないです。
太さ(閉じたときの厚み)
性能を考えれば仕方ないことではあるんですが、このパソコンやや太めです。
これが個人的にはちょっと嫌なポイント。
前使っていたファーウェイのノートPCとかと比べるとやや太いんですよね。
ちょっとの差に見えるかもしれませんが、案外リュックとかバッグにしまった時に存在感がえげつないです。
ただ、この性能を持ってるにしては全然頑張ってる方で、許容範囲には全然収まってると思います。
デザイン
秀逸of秀逸です。
もうデザインだけでこのパソコン選んでもいいんじゃないの?ってぐらいに秀逸です。
他の追随を許さない圧倒的な性能もさることながら、このPCの最も素晴らしい点はデザインです。
なんとも所有欲が満たされるデザインで、個人的には現行のノートPCの中で1,2位を争う格好良さだと思ってます。
もしデザインに惚れてこの記事を読んでいる方がいるのだとすれば、是非買いましょう。
実際に一か月以上使ってますが、このパソコン格好いいという感情は一ミリも色あせることなく僕の心の中で高まり続けてます。
しかもこのパソコン、デザインが秀逸なだけじゃなくて、スペックも意味わからないぐらいに高いです。もう最高です。
デザインが好きで、予算が合うならこのPCをさっさと買いましょう。間違いなく損はしないです。
本体の発熱
ネットブラウジングぐらいだとほぼほぼ発生しないです。
Youtube流しながらブログ書くとか、スプレッドシート、エクセルをいじるぐらいなら全然発熱しないと言っても過言ではないです。
ただ、Chromeのタブを開きまくって外部のモニターに接続して2面でPC作業、みたいなことや動画編集みたいなことをすると流石に発熱が溜まってきます。
動画編集なんかをしている時は膝の上に置いていると、膝が熱くなりすぎて定期的に位置をずらさないと火傷するのでは?ってぐらいに熱くなります。
- Youtube視聴、エクセル作業など→問題なし
- Zoomなどの会議→やや熱くなる
- 動画編集など→熱くなり、ファンはガンガン回る
ですが、重い処理時の発熱に関してはノートパソコンである以上仕方がありません。
どのノートパソコンを買ったとしても、一定以上重い処理をしたら必ず発熱はしてしまうので、特段デメリットにはならないかなとは思ってます。
ファンの音
発熱とほぼ同じです。
通常時は全く回りませんが、重い処理をさせた際には回ります。
通常時↓
重い処理をさせた際↓
とはいえこれもノートパソコンである以上、仕方がないことです。
高性能ノートパソコンの代表格であるMacbookProを後輩が使ってるんですが、最大のファンの音に関してはMacbookも同じようなものです。
Zenbookの音はそこまで気になりはしないです。
耐久性(外側)
問題ないと思います。
よっぽど派手にぶつけたら流石にですが、普通に使ってる分には全然傷はつきません。
ただ、外見が綺麗すぎるので、凄い取り扱いには慎重にならざるを得ません。
雑な扱いをしたい……!って人はレッツノートとかがいいと思います。あれ壊れないので。
耐久性(内側)
問題なし……って書こうとしたんだけど、
使って2ヶ月で壊れたんですよねぇ……
詳しくは一番下のおまけコーナーでまとめたので、そちらをどうぞ。
アプリ別の感想
GoogleMeet
全く問題なし。
動画を取ったり、語る必要すら無いです。サクサク動きます。
安心してください。
Zoom
これも全く問題なし。
きっちり動くんでホントに安心してください。性能としては十二分です。
Skype
上に同じです。全く問題なく動きます。
カメラ、マイク、スピーカー全て大丈夫じゃないかと思います。
Excel
普通にサクッサクですね。
これはPCでOBSっていうアプリを起動しながらエクセルの操作を取ってます。
流石に超高性能デスクトップとかと比べれば遅いですが、ノートパソコンでこれなら本当に十分だと思います。
もしこのPCでも遅くなるようなExcelの処理をしようとしている方は、そもそもそんな重い処理をエクセルでやることが間違っているので、データベースとかで処理してください。
Premium Pro
やや重めですが、全然普通に動きます。
ただ、やはり動作は重いです。動画のカットなどをしようとした時に、グラボをちゃんと積んだPCよりもカクッ、カクッってなることあります。
あと書き出しはやはりグラボを積んだパソコンよりも大分かかります。
CPU:corei7-9700F,GPU:RTX2060のパソコンで4分20秒くらいで行ける書き出しが、このPCだと10分ちょっとかかってしまっていました。
このPC性能はいいですが、がっつり動画編集をしたい!みたいな人だとちょっとキツイかもしれません。
Android Studio
ちょっとマイナーですが、Android Studioでの動きも実験。デモ含め普通に動きます。
ノートパソコンでこれだけちゃんと動けば必要十分ですね。
前のPCだとデモ機の起動すらしなかったですからね……。
僕は初学者で今アプリの作成を学んでいる段階なので、どこの動作が重いとかよくわからないので、もし有識者がいたら教えてください。
実験してみますので。
超細かいポイント(Q&A)
Word,Excel(Office)は付いてる?
はい、強制的に付いてます。
word,Excel,パワポが使えるシリアルナンバーが同梱されています。
その為、別途でOfficeソフトを購入する必要は全くありません。
ただ、個人的にはofficeは強制的に付属させるんじゃなくて、選択制にしていただきたかったですね……。
それだけでパソコンの価格3万円ぐらいは値段変わりますからね。
イヤホンジャックないけど、変換アダプタついてる?
付いてます。
イヤホンジャックをUSB-Cに変えて使うことができるので、USB-C対応のイヤフォンが無くても問題ありません。
充電はType-C?それとも独自の規格?
Type-Cです。
独自規格に悩まされている皆様、ご安心ください。
充電は専門のケーブルを使わないといけない?
いえ、別で買った充電ケーブル、充電器でも充電できます。
ただ、高出力の充電器じゃないと「低速充電のケーブル使ってますから充電速度が遅いですよ!」とパソコンに煽られます。
なので何回か紹介してますが、こちらの充電器を使うのがおすすめです。
挿せる端子(HDMI等)は何がある?
- USB-C 2個
- USB-A 1個
- microSD 1個
- HDMI 1個
になります。地味にmicroSDが挿せるのすごいですよね。
USB-C端子2つあるけど、充電はどっちを使うの?
どっちを使っても大丈夫です。
二つとも充電が可能です。
画面はタッチパッド?
タッチパッドです。
地味にこれも便利です。
指紋認証はある?
ないです。
指紋認証はつけてほしかったですね。
顔認証はある?
あります。でも僕は導入してないです。
マイク付いてる?
内臓されてます。
僕は習っている英会話、この内臓マイクでやることが殆どです。
テレビ会議用のカメラある?
当然あります。
もっぱらこれでテレビ会議しております。
おまけ
内臓SSD、壊れました!
使って2か月弱なのですが、ぶっ壊れました。
ちょっと専門用語が多くなるのですが、
- 使っていたらいきなりブルースクリーンが発生
- ???ってなっているうちに再起動
- 再起動してwindowsが立ち上がるかと思いきやBIOSが起動
- BIOSを調べていると「windowsがこのPCにはインストールされてません!」ってなる
- BIOSを終わらせて再起動する⇒BIOSが起動するの永久ループになる
って感じでいきなりぶっ壊れました。
この壊れ方だと恐らくSSDが壊れたのだと思うのですが、まさかこんなにすげぇスピードでぶっ壊れるとは……。これはあまりにも予想外でした。
SSDってそんなに耐久性が低くないとは思うんですが、まさか壊れるとは……。
ちなみにサポートに出したところ、初期刺されて復旧しました。期間は一週間ちょっとぐらいだったかと思います。
まとめ
以上、ZenBook S UX393EA UX393EA-HK001TSのレビューでした。
非常に高水準でまとまった一品で、ハイスペックなPCを求めている方にはおすすめのPCです。
あまりに高すぎて手が出しにくいという致命的すぎる欠点はありますが、高いだけあってその高さに見合ったスペックにはしっかりなっていて、仕事道具としては頼れる存在です。
買って2か月で一回壊れているという点を加味しても、高スペックなPCを検討している方には満足のいく一品になっているので、是非検討してみてはいかがでしょうか。