【辛口レビュー】SHARP ES-X12Cを長期間使った感想。85点の優秀なドラム式洗濯機だけど、正直おすすめしない理由
洗濯12kgとかの大型ドラム式洗濯機を探していて、「結局どれを選んだらいいんだろう?」って思ったことはありませんか?
かくいう僕も、ドラム式洗濯機を買い替えるときは結構悩んで、色々調べました。
でも、「ドラム式洗濯機 家族向け」とか「ドラム式 最上位モデル」なんかで検索しても、出てくるのは、
- 2026年、家族におすすめなドラム式洗濯機〇〇選!
- プロが教えるドラム式洗濯機ランキング!
- 最新ドラム式洗濯機おすすめ〇〇選!
みたいな、だから結局どれを選べばいいんだよっていうまとめ記事ばかり。
正直まったくもって役に立ちません。
しかもYouTubeを見ても、今回紹介するSHARPの「ES-X12C」という洗濯機は、かなり絶賛されています。
静か!乾燥が速い!電気代が安い!最高!
みたいな感じです。
じゃあ実際、本当にそんなにすごい洗濯機なのか?
今回は、2025年に購入してから長期間使っている僕が、一人暮らしの32歳男性という目線で、この洗濯機について語っていこうと思います。
ちなみに、以前はこの洗濯機をかなり高く評価していて、使い始めて3か月ほどの時点では95点ぐらいの評価をしていました。
ところが、長く使っていると色々と見えてくるものがあります。
購入当初は気にならなかったことが、実は結構大きなデメリットだったりするんですよね。
なので今回は、最初に良かったところを紹介しつつ、実際に使い続けて感じた不満点についてもガッツリ語っていきます。
ビバ、ドラム式洗濯機生活!
まずは結論
SHARP ES-X12Cは85点。めちゃくちゃ良い洗濯機だけど、僕はおすすめしない
まずは当然、一番最初に結論から行きましょう。
今回紹介するのは、SHARPの「ES-X12C」というドラム式洗濯乾燥機です。
2024年に登場した、当時のSHARPのフラッグシップモデルになります。
で、実際に使ってみての結論ですが、
85点です。
めちゃくちゃ良い洗濯機です。これは間違いありません。
なぜ良いかというと、理由は大きく分けて4つあります。
- 洗濯・乾燥容量が圧倒的に大きい(洗濯12kg/乾燥6kg)
- 洗剤の自動投入機能が超絶便利
- 洗濯から乾燥までの時間が短くて効率的
- 音がめちゃくちゃ静か
この4点については、長く使った現在でもまったく評価は変わっていません。
本当に優秀です。
洗濯機としての基本性能に不満を持つことはほとんどありませんし、以前使っていたHITACHIのドラム式洗濯機と比べても、特に乾燥時間についてはかなり優秀だと感じています。
ただし。
フラッグシップモデルとして考えると、明確に足りていない部分があるんですよ。
それが、
- 温水洗浄が約35℃までしか対応していない
- 生乾き臭が発生した衣類を、洗濯・乾燥だけでは十分にリカバリーできない
- 洗剤・柔軟剤の自動投入タンクが、取り外すと液漏れする
という3点です。
特に1番と2番。
これが僕にとっては結構致命的でした。
普通に洗濯するだけなら最高なんですけど、一回洗濯を失敗して生乾き臭が発生してしまった場合に、この洗濯機だと対処しきれないことがあるんですよね。
だからこそ85点。
逆に言えば、生乾き臭なんて絶対発生させないZE★という方にとっては100点の洗濯機になる可能性もあると思います。
ただ、最上位グレードの洗濯機を買うのであれば、僕はもう少しお金を出してでも他社の高温洗浄に対応したモデルを検討したい、というのが現在の評価です。
では、それぞれ詳細を語っていきましょう。
SHARP ES-X12Cってどんな洗濯機?
まずは基本スペックから。
ES-X12Cは、2024年に発売されたSHARPの最上位クラスのドラム式洗濯乾燥機です。
最大の特徴は、洗濯12kg・乾燥6kgという大容量と、省エネ性能に優れた「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載していること。
要するに、デカい、静か、乾燥が速い、省エネという洗濯機になります。
基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型番 | ES-X12C |
| 発売年 | 2024年 |
| 洗濯・脱水容量 | 12kg |
| 乾燥容量 | 6kg |
| 乾燥方式 | ハイブリッド乾燥NEXT |
| 洗濯時間 | 約35分 |
| 洗濯~乾燥時間 | 約150分 |
| 洗濯~乾燥の消費電力量 | 590Wh |
| 洗濯~乾燥の電気代 | 約18.3円 |
| 洗濯~乾燥の水道代+電気代 | 約31.1円 |
| 運転音 | 洗い32/脱水37/乾燥41dB |
| 本体サイズ | 幅640×奥行739×高さ1,115mm |
| 本体重量 | 約83kg |
| 洗剤・柔軟剤自動投入 | あり |
| 温水極め洗い | 約35℃ |
| スマホ連携 | 対応 |
※メーカー公表の標準条件に基づく数値です。電気代は31円/kWhで計算されています。実際の消費電力や運転時間は使用環境によって変わります。
スペックだけを見れば、普通に優秀です。
特に洗濯から乾燥まで約150分という時間と、消費電力量590Whという数値は魅力的だと思います。
ただし、僕自身は電気代を実測していません。
なので「本当に電気代が安いの?」と聞かれても、そこはメーカーの公表数値を参考にしてくださいとしか言えません。
一方で、静かさと乾燥の速さ。
これについては実際に使っていて間違いなく実感できています。
SHARP ES-X12Cがおすすめな理由
①洗濯・乾燥容量が圧倒的に大きい
まず、この洗濯機はとにかく容量が大きいです。
洗濯容量12kg、乾燥容量6kg。
家庭用ドラム式洗濯機としては、かなり大容量のクラスになります。
12kgの洗濯容量があると、一人暮らし男子であれば1週間ぐらい洗濯しなかったとしても、かなり余裕を持って対応できます。
まじで洗濯の手間が減ります。
以前7kgの洗濯機を使っていたときは、まとめ洗いをすると流石にパンパンになってしまうことがありましたからね。
ちなみに、一般的な洗濯物の量は1人1日あたり約1.5kgといわれています。
その計算だと12kgは約8人分の1日の洗濯物に相当します。
なので4人家族であれば、理論上は2日分をまとめて洗えるぐらいの容量になるわけです。
ただし、ここで一点注意。
乾燥容量は6kgなので、12kg洗ったものをそのまま全部乾燥できるわけではありません。
これ結構重要です。
洗濯から乾燥まで全自動で済ませたい場合は、基本的に6kg以内で運転する必要があります。
とはいえ、それでも十分な容量です。
一人暮らしでこのサイズを買うのはちょっと贅沢かもしれませんが、僕としてはかなり満足しています。でかいは正義。
②洗剤の自動投入機能が超絶便利
この洗濯機の大きな特徴の一つが「洗剤の自動投入機能」です。
これは本当に便利。
どれぐらい便利かというと、
- 洗濯物の量に合わせて洗剤を自動で投入してくれる
- 毎回洗剤を量る必要がない
- 洗剤を入れ忘れることがなくなる
- 柔軟剤も自動投入できる
という感じで、「洗濯するたびに洗剤を入れる」という手間がほぼなくなります。
これが思った以上に便利なんですよ。忙しい朝や疲れた夜でも、洗濯物を突っ込んでボタンを押すだけ。もう戻れません。
ただし、最上位系のドラム式洗濯機には大体この機能が搭載されているので、SHARPだけの強みというわけではありません。
ただ、機能自体は本当に便利なんですが、実はこの自動投入タンクには結構大きな不満があります。
これについては後半で紹介します。
③洗濯から乾燥までの時間が短くて効率的
ES-X12Cのもう一つの大きな特徴が、洗濯から乾燥までの時間が短いことです。
「ハイブリッド乾燥NEXT」という、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた乾燥方式が採用されています。
これによって、省エネ性を維持しながら短時間で乾燥できるという仕組みです。
で、実際にどうなのか。
これ、本当に速いです。
例えば、通常の洗濯から乾燥まで、容量にもよりますが僕の使用環境では大体2〜3時間程度で終わります。
以前使っていたHITACHIのドラム式洗濯機だと、5時間を超えることもありました。なので、これはマジで速い。
さらに「洗乾80分コース」というものも搭載されています。
名前のとおり、約80分で洗濯から乾燥まで終わらせるコースです。
最初に見たときは、
「いやいや、80分で乾燥まで終わるわけないだろ……」
と思っていました。
ところが、実際に使ってみると案外ちゃんと乾きます。
もちろん、どんな衣類でも80分で乾くというわけではありません。
メーカーの試験条件では3kgの衣類を対象としていて、素材や厚さ、洗濯物の組み合わせによって仕上がりは変わります。
とはいえ、少量の普段着であれば十分に実用的です。どうせ無理だろと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。
運転内容によっては、洗い工程が9分程度で終わることもあります。
流石に早すぎないか?とは思うんですが、通常の洗濯で汚れ落ちに大きな不満を感じたことはありません。なので、洗濯と乾燥の速さについては文句なしです。
地味に便利なのが、乾燥中にドアを開けられること
これも結構便利です。
通常、洗濯乾燥機によっては乾燥中に衣類を取り出そうとすると、内部の冷却に時間がかかる場合があります。以前使っていたものだと、20分程度待たされることもありました。
ところがES-X12Cは、僕の使用環境では乾燥中でも一時停止して比較的スムーズにドアを開けられます。
「あ、これだけ先に取り出したい!」
というときに便利なんですよ。
もちろん、ドアロックが解除される条件や内部の温度によってはすぐ開けられない場合もあります。
ただ、以前の洗濯機と比較して、かなり使い勝手が良くなったと感じています。
④音がめっちゃ静か
そしてこの洗濯機、音がめっちゃ静かです。
公式スペックでは、
- 洗い:32dB
- 脱水:37dB
- 乾燥:41dB
となっています。
流石に夜中に大量の洗濯物を脱水したら、それなりの振動や音はあります。隣の部屋で誰かが寝ていたら、流石に気を使います。
ただ、普段の洗濯や乾燥で音が気になったことはほとんどありません。
少ない洗濯物で乾燥しているときなんかは、本当に動いているのかわからないぐらい静かに感じることもあります。
昔使っていた洗濯機はやたらうるさくて、昼間に回していても、
「あれ?今僕、洗濯機に喧嘩売られてる?」
ってぐらいの音量だったので、その影響もあるかもしれません。
とはいえ、静音性に関しては本当に優秀です。ここに不満を持ったことはありません。
⑤基本的な洗濯性能にも不満がない
これも重要です。
洗濯機って、いくら便利な機能があっても、肝心の洗濯や脱水が不安定だったら意味がないじゃないですか。
その点、ES-X12Cについては、通常の洗濯性能に大きな不満を持ったことはありません。
- 洗浄性能は問題ない
- 脱水も安定している
- 乾燥もしっかりできる
- 自動投入機能は超便利
- 音も静か
以前、SHARPの下位モデルなどで脱水が途中で止まってしまうという話を見たことがありましたが、僕のES-X12Cでは今のところ一度も発生していません。
なので、普通に使っている分には本当に優秀なんですよ。この洗濯機を85点と評価している最大の理由も、ここです。
では、残りの15点は何なのか。ここからが本題です。
SHARP ES-X12Cの微妙なところ
正直、使い始めて3か月ぐらいの頃は95点ぐらいの評価をしていました。
そのときは、
「24万円も出したけど、これなら全然ありじゃん!」
と思っていたんですよ。
ただ、長く使っていると、最初は気づかなかった部分が見えてきます。
特に今回紹介するデメリットについては、購入前にガッチリ知っておくべきだと思います。
①温水洗浄が約35℃までしか対応していない
まず、これが最大のデメリットです。
ES-X12Cには「温水極め洗いコース」という温水洗浄機能が搭載されています。
なので、温水洗浄機能がないというわけではありません。
ただし、問題なのが温度です。
この洗濯機、約35℃までしか温められないんですよ。
どうやら温風を使って衣類と水を温める仕組みらしく、他社の一部上位モデルのように60℃程度の高温で洗浄する機能はありません。
これ、僕としては結構致命的です。
なぜか。
それは、生乾き臭です。
夏の電車とかで、たまに生乾きの雑巾みたいな臭いを漂わせている人っているじゃないですか。
あの臭い、主に衣類に付着した菌や、その菌が作り出す臭い成分が原因になっています。
一度発生してしまうと、普通の洗濯ではなかなか落ちないことがあるんですよね。
で、こうした臭いに対処する方法の一つが、高温での洗浄です。
例えば60℃程度の温水で一定時間洗うことで、原因菌を減らす効果が期待できます。
もちろん、60℃ならすべての菌を完全に殺菌できるというわけではありません。温度だけでなく、洗浄時間や菌の種類によって効果は変わります。
ただ、35℃の洗浄とは期待できる効果が違います。
夏場にタオルを生乾きにしてしまって、結構臭いが発生したことがありました。
そこで、「まぁ温水洗浄機能あるし、これで洗えば落ちるだろ!」と思って洗ってみたんですが、落ちませんでした。
何回か試してみたんですが、やっぱり期待していたほど臭いが落ちないんですよね。
結局、洗剤を変えてみたり、柔軟剤を変えてみたり、クエン酸入りの製品を使ってみたりと、それでも駄目な場合は50度以上のお湯でタオル等を加熱してから洗濯するなどの対策をする必要がありました。
せっかく高いドラム式洗濯機を買ったのに、生乾き臭が発生したら結局自分で対処しなければいけないんですよ。
ちなみに通常の洗濯はかなり速いのに、温水極め洗いでは洗い→脱水まで2時間以上かかります。
ただ、そこまで時間をかけても、僕が期待する高温洗浄ができない。
これがかなり惜しいです。
②乾燥は速い。でも、生乾き臭への対処能力が物足りない
続いて、乾燥機能についてです。
ここ、少しややこしいんですが、まず大前提としてES-X12Cの乾燥機能は素晴らしいです。
普通に洗濯した衣類を乾かすという目的なら、まったく不満はありません。
むしろ速いし静かだし、めちゃくちゃ優秀です。
ただし、問題なのが温度です。
ES-X12Cのハイブリッド乾燥NEXTは、ヒートポンプをベースにサポートヒーターを組み合わせた乾燥方式になります。
低温で衣類を乾燥できるため、省エネ性能に優れ、衣類へのダメージも抑えられるという仕組みです。ここまでは良いんです。
ただ、僕が欲しかったのは、もっと高温で乾燥させて、生乾き臭にも対処できる機能だったんですよ。
実際に使っている限りでは、すでに生乾き臭が発生してしまったタオルを洗濯して、そのまま乾燥まで行っても、臭いが残ってしまうことがあります。
ちなみに、乾燥中の衣類が具体的に何℃まで上がっているのかは測定していません。なので、乾燥温度が低いから菌が死なない、と科学的に断言することはできません。
でも、実体験として、臭いが落ちないことがあるのは事実です。
つまり何が言いたいかというと、
この洗濯機、洗濯を失敗したときのリカバリー能力が弱いんですよ。
これが不満なんです。
高い洗濯機を僕が買うのって「生乾きとかの、洗濯に関するトラブルを解決する」ためなんです。その中でも優先度が高いのが生乾き対策。だから乾燥機能のあるドラム式を買っていて、最上位のモデルを買ってそのストレスを解消しようとしているのです。
ただ、このSHARPのドラム式はその機能が無い。よって85点なんです。
③洗剤・柔軟剤の自動投入タンクが液漏れする
そして3つ目。これ、個人的にはめちゃくちゃ腹が立つポイントです。
先ほど自動投入機能は神だと言いました。これは間違いありません。
ただし、タンクの取り外しについては話が別です。ES-X12-Cのタンクって、液体が入った状態で取り外すと、洗剤や柔軟剤がポタポタ垂れてくるんですよ。
これ、どういうことかというと、下部に溜まっていた水が垂れているとか、そういう話ではありません。
このモデルの容器、中に入っている洗剤や柔軟剤そのものが、タンクの下から漏れてくるんです。
なので、洗剤や柔軟剤が残っている状態で取り外そうとすると、周囲がベチャベチャになります。
例えば、柔軟剤を別の商品に変えたいとき、普通なら「タンクを取り外して、中身を移して、洗浄して、新しい柔軟剤を入れればいい」じゃないですか。
ところが、この洗濯機だと中身が残っている状態で取り外すのが非常に面倒です。液漏れでびちゃびちゃになるのを覚悟する必要があります。
後継モデルで改善されているかどうかは調べていませんが、もし同じような構造なら、ぜひ改善してほしいところです。
流石にゴムパッキンとかで対応すればいい話なので、これは優先的にやったほうが良いんじゃないかなSHARPさん。
その他のポイント
①本体がとにかくでかい
この洗濯機、容量が大きいだけあって本体も結構でかいです。
外形寸法は幅640mm、奥行739mm、高さ1,115mm。
重量も約83kgあります。
なので、購入する場合は設置スペースをきちんと確認しておきましょう。
特に重要なのが、ドアを開けるスペースと搬入経路です。
本体が設置できても、ドアが十分に開かなかったり、そもそも搬入できなかったりしたらどうしようもありません。
ちなみに僕は一人暮らしですが、このサイズで困ったことは特にありません。
大容量は本当に便利なので、設置できるのであればかなりおすすめです。
②フィルターのお手入れは必要
ドラム式洗濯機といえば、乾燥フィルターのお手入れ。
これが面倒という方も多いと思います。
ES-X12Cには「乾燥フィルター自動お掃除」という機能が搭載されています。
乾燥が終わったあとに、フィルターに付着したホコリを自動的にダストボックスへ集めてくれる仕組みです。
なので、基本的にはダストボックスに集まったホコリを捨てればOK。
これは便利です。
ただし、フィルター自体はメインとサブの2種類があります。
自動で掃除してくれるのはメインフィルターなので、必要に応じてサブフィルターなどのお手入れも必要になります。
これがね、地味に面倒。
とはいえ、乾燥ダクトの自動お掃除機能も搭載されていますし、昔のドラム式洗濯機と比較すれば、お手入れはかなり楽になっていると思います。
なので、ここは大きな減点ポイントにはしていません。参考程度にどうぞ。
SHARP ES-X12Cがおすすめな人・おすすめしない人
ここまで色々紹介してきましたが、結局どんな人に向いているのか。
僕としては、かなりはっきり分かれる洗濯機だと思っています。
おすすめできる人
- 洗濯12kg/乾燥6kgの大容量が欲しい
- 洗剤・柔軟剤の自動投入機能を使いたい
- 洗濯から乾燥までの時間を短くしたい
- とにかく静かな洗濯機が欲しい
- 低温乾燥による衣類へのやさしさを重視している
- 生乾き臭が発生するような洗濯の失敗をほとんどしない
こういう方には、かなりおすすめできる洗濯機です。
特に静音性と乾燥の速さについては、本当に優秀だと思います。
一方で、
おすすめしない人
- 60℃程度の高温洗浄が欲しい
- タオルなどの生乾き臭を洗濯機単体でしっかり対処したい
- 洗剤や柔軟剤を頻繁に入れ替えたい
- 最上位モデルだから何でもできると思っている
- 洗濯物をたまに放置してしまうズボラな人
こういう方には、積極的にはおすすめしません。
特に、温水洗浄の温度を重視している方。ここは絶対に確認しておいた方がいいです。
同じ「温水洗浄」という名前でも、メーカーや機種によってできることが違います。
これは僕自身、もっとしっかり調べておけば良かったと思っているところです。
もし今買い直すなら、他社の高温洗浄モデルを検討する
じゃあ、もし今もう一度ドラム式洗濯機を買うとしたらどうするか。
僕は、ES-X12C以外のモデルもかなり真剣に検討すると思います。というより、SHARPの同じ系統のモデルは選択肢から完全に外れました。
特に気になるのが、TOSHIBAなどの高温洗浄に対応している機種です。
例えば、かつて候補に入れていた「TW-127XP3R」などのモデル。
こうした高温洗浄に対応した機種であれば、ES-X12Cでは対応できない部分を補える可能性があります。
もちろん、高温洗浄ができるからといって、すべての衣類を60℃で洗えるわけではありませんし、生乾き臭を100%除去できると保証されているわけでもありません。
でも、少なくとも洗浄温度の選択肢が広がるのは魅力です。
僕はES-X12Cを購入したとき、Amazonで約24万円支払いました。
その当時はこの性能で24万円なら妥当だなと思っていましたし、今でも基本性能を考えれば悪い買い物だったとは思っていません。
ただ、TOSHIBAのドラム式がその当時28万円だったんですよね。そして僕は知識がなかった故にその4万円をケチって、言い方あれですが15点低いモデルを買ってしまった。
であれば、あの時数万円を出して、その差額で欲しい機能が手に入るなら、そちらにお金をかけてた方が良かったんじゃ?と思ってます。
もちろん価格や在庫は変動するので、購入する際は最新の販売状況を確認してください。
まとめ:85点の優秀な洗濯機。でも、個人的にはおすすめしない
というわけで、SHARPの「ES-X12C」を長期間使ってみた感想でした。
改めて結論をまとめると、
この洗濯機、めちゃくちゃ優秀です。でも、僕は積極的にはおすすめしません。
理由は単純で、基本的な洗濯性能は本当に素晴らしい一方で、フラッグシップモデルとして欲しかった機能が足りていないからです。
洗濯・脱水・乾燥については、ほとんど不満を持ったことがありません。
静音性も素晴らしいですし、乾燥も速い。
自動投入機能も便利です。
ただ、僕らが洗濯に何を求めているか。先に述べた機能が色々あるとは思いますが、本質を一つだけのベルトするなら、それは「匂いの良い洗濯物を身に着けて周囲・自分を快適にすること」その一点じゃないでしょうか?
そしてこの洗濯機はその一点のニーズを、ギリギリで満たせなかった。合格点ではあるけど、あと一歩、しかもちょっとじゃなくて明確に足りなかった。
よって、総合評価は85点。
良い洗濯機なのは間違いないです。でも、最上位モデルとしては惜しいところに手が届いていない。僕にとっては少し物足りない洗濯機でした。
というわけで、これから購入を検討している方は、静音性や省エネ性能だけでなく、温水洗浄の温度や自動投入タンクの扱いやすさについても確認してみてください。
ぜひ、自分に合ったドラム式洗濯機を見つけて、快適な洗濯ライフを楽しんでください!
ビバ、ドラム式洗濯機生活!




















