【銀行辞めました】24歳の地銀マンが安定の銀行員という職業を手放してフリーになった話

 

しなー
どうも、しなー(@gareimeguri)です!

 

さて、2018年は皆さんにとって、どのような年でしたでしょうか?

僕にとって2018年は人生を大きく変えた激動の年でした。

本当はこの2018年の振り返り、以前書いた出会い系の記事とか見たいにふざけ倒して書こうかなーと思ってたんですが、

ちょっと題材が題材なだけに、しんみりと真面目に語っていこうかと思います。

まあタイトルを見てくれたのでその理由はすぐお判りだと思うんですが、

銀行、辞めてきました。

一年半務めた銀行を辞めてきた

繰り返しになりますが、銀行を辞めてきました。

僕が居たのは東北でもそこそこ大きな銀行。

全国的に見てもそんなちっちゃい会社ではなく、

「この会社を辞めるなんて気違いだろ……」

と各方面の大人に言われるぐらいには大企業でした。

が、そんな超優良企業である銀行を、僕は勤務1年半で退社して参りました

10年勤めれば1000万円プレイヤーになれる超優良企業を見事に蹴るという愚行を犯して来たのです。

僕は、銀行というものに徹底して合わなかったらしい

ぶっちゃけ銀行業務、楽しくなかったんですよね。

銀行が金を稼ぐ手段って大体三つぐらいしか無くて、

  • 投資信託とかを販売して手数料を稼ぐ
  • 金を貸して利子で稼ぐ
  • 銀行自体が投資をして稼ぐ

ぐらいなんですよ。

その中でデカいのが投資信託等の商品販売で手数料を稼ぐ仕事と、金貸しによる利子を獲得する仕事なんです。

というより普通の銀行員はもっぱらこの二つで金を稼いでいると考えてもらって問題ありません。

でもですね……。

うちの銀行の提案する資産運用は正直クソだった

正直、銀行が提案する資産運用(投資信託とか)って結構クソです。

ちょっとネット証券とかに詳しい方ならわかるんですが、

銀行の窓口で買う商品って、かーなーりー手数料が高いです。

安くて1.08%。軽く3%ぐらいのがあったり、外貨保険だと8%とかあったりもします。

他にもクレカとかも売ってるんですが、ある程度ネットに詳しい方なら「損過ぎて絶対に買わない」商品ばっか。

当然ある程度リテラシーのある方なんかは営業の対象になんぞできやしません。

ではどこを狙うか。

そう、ネットリテラシーの無い、少々お歳を召された方々を狙います。

老人に投資信託を売ることで稼ぐビジネスに嫌気がさす

お歳を召された方々に、手数料数パーセントの、自分が絶対に買わないような商品を買わせる……。

そんなことを日々仕事にして、そしてそれで収益を得る。

それが地方銀行の営業の仕事でした。

僕は銀行員時代の後半を法人融資担当としてやらせてもらったので、投資信託とかの押し売りには参加し無くて済むようになりました

ですが営業を担当している先輩とかが投資信託とかのノルマが行っていなくて詰められているのをよく見ていたんですよね。

それを見て、そして同じくその方々を糾弾しなければならない場面が回ってきたりして、

「あぁ。本当にくだらない仕事だな」

とずーっと思っていました。

優秀な人程他にもっと良い商品を知っているのに、

お客のことを考えるならもっともっと、更に良い提案ができるのに、

銀行から課せられた、くだらない商品を売らねばならないノルマに押されて苦しむ……。

そんな方々の姿を見て、そしてそんなノルマに縛られて社会人生活を送るのか?

そう僕は思い始めました。

融資以外を馬鹿にする法人融資担当

法人融資というのは、銀行の花形部門です。

超低金利時代であることに加え、メガと違って国外展開があんまり無い地銀の金貸しは斜陽産業になりつつあるのは事実です。

ですが、それでも銀行の一番大きな収益源は結局の所金貸し(融資)です。

外国為替だ投信だと色々やっていますが、結局銀行の収益は融資によって支えられています。

なので金を貸す部署(法人融資部門)というのは銀行の収益を支える、花形部門なのです。

そして融資ってめちゃくちゃ難しいんですよ。

勉強しなきゃいけないことなんて死ぬほどあるし、掛かるストレスも銀行の他の業務の比ではありません。

だからですね、銀行内で融資が出来る人って、かなり発言力が強いんですよ。

語弊が生じかねない言葉をあえて使えば、融資が出来るやつは偉いんです。

そして営業に行く方は、融資が出来ない方が殆どです※。

なので、融資>営業という図が、うちの銀行では明確に出来ており、

営業は馬鹿にされ、奴隷のような立場にいました。

※銀行にも寄りますので悪しからず

仲のいい営業の先輩のダメ出しを聞き続ける毎日

そして僕が居たのもそんな花形、融資グループでした。

人繰り等の問題もありましたが、僕は比較的優遇して頂いていたのでしょう。

他の先輩よりも一足先に融資グループに行くことが出来たのです。

しかし勘違いして欲しくないのは、営業に残る先輩方は僕にとって尊敬すべき人達でした。

営業スキルじゃ勝てねぇなぁ……って本気で思いますし、本当に後輩思いのいい先輩だったと今でも思います。

出来ない人だなんて全然思っていません。

しかし融資の統括を行っていた僕の上司は、そんな営業の先輩をとことん馬鹿にしていました。

やれ

「営業すら出来ない低能」

やれ

「融資が出来ないから営業に居る」

やれ

「俺達が取ってくる融資案件で食ってるくせに、あいつらは何の獲得も無しに帰ってきやがる」

などと言った言葉を平気で発し、

「そう思うだろ?しなー?」

と僕に同意まで求めてくる始末。

しかも

「そうやって事実を突きつけてやることが優しさ。今の世代は優しさを履き違えている」

という、常識を履き違えている発言を平気で行っていました。

そしてそれを上長も止めない

そしてそれを、僕の上司より上の上司も

「その通りだ!」

みたいな感じで聞いてました。

正直がっつりパワハラクラスの発言だと僕は思っていますが、どうやらあの銀行ではそうは考えないらしいのです。

どころかもっと言ってやれ!みたいな雰囲気まで作り上げる始末。

これを見た瞬間、

「ああ。この銀行は僕に合わないな」

と本気で思ったんですよね。

ただ、法人融資は非常に面白い仕事だった

銀行の考え方だけは未だ理解できずにいますが、法人融資を経験させて貰えたのは非常にありがたかったなと思っています。

法人融資ってヤバいぐらいキツイです。

勉強することが死ぬほどあるんですよ。

法律も学ばなければなりませんし、内部の手続きも学ばなければなりません。

それだけではなく財務も学び、会計も学び、そして対人折衝のスキルも必要になってくる……。

それが法人融資であり、銀行が銀行であり続けることの出来る業務なのです。

なのでどんだけ勉強しても勉強しても分からないことだらけなんですよ。

夜の10時まで仕事してから朝の2時ぐらいまで先輩の酒に付き合って、5時に起きて融資(金貸しのこと)の勉強をしてから出勤。

体調も最悪の中やってきた仕事を朝一で上司に提出したところボコボコにされ、凹んでいる所にまた分からない仕事が降ってきててんやわんや。

なのに分からないことを詰められて答えられず、答えられないことを更に詰められる……。

そんな毎日を送っていました。

ですが、その分、自分ひとりの力でやり遂げられた時の爽快感は比べようがないです。

文字通り金の話をするのでこちらが不利にならないよう、一から十まで全部段取りを決めて、こちらの隙を無くして……。

相手の言葉に嘘は無いか。書類は揃っているか?相手の申告してきた数字に嘘は無いか?

上司はこれで納得させられるか?審査部には適切な回答を出来るか?

死ぬほど怒られながらもそんなことを一件一件行っていって、融資をやり遂げる……。

次第に出来るようになってきて、自分ひとりで全部をマネジメントしきって、融資を実行する。

あの瞬間は素晴らしく楽しかった。

その瞬間だけは銀行員って面白いなーと本気で思いましたし、やりがいも感じました。

なので、銀行の全部の職が楽しくないわけではありません。

ただ、僕には合わなかった。そういう話です。

そんな中、やりたいことが出来た

前述の通り、やりがいも覚えながら僕は銀行に嫌気がさしていました。

こんな環境で僕は一生やっていくのか?そう思って日々の業務をこなしていました。

元々数年でやめさせて貰おうと思っていましたし、何か自分のためになることを!と思い、色々と手を出し始めてみたんですよね。

その結果、色々とやりたいことが爆誕してしまいました。

そしてこのやりたいことは、銀行に居ると職務規定とかの関係で出来ないんですよね。

まぁ隠れてやってたけど。

なので、嬉しいお話も頂いた今回、ちょっと冒険して銀行を辞めるという決断をすることにいたしました

ちなみにやりたいことがこちら。

ブログでもっと稼げるようになりたい

まずはこれですね。

今度12月の振り返り記事をアップしようと思っていますが、12月の収益は軽く2万円を超すことが出来ました

PVも67000を達成しましたし、ブログは右肩上がりに成長していると言っても過言ではないと思っています。

ですが、正直まだ足りない。

私は金持ちになりたいのでやるならもっと徹底的に。

ブログで生計を立てて金が余るようになるぐらいまでブログを伸ばしたいと思います。

YouTubeを始めてみたい

これ。ちょうやってみたい。というかやる。

私は元々喋るのが大好きです。

なので登壇して喋るとか、黒板の前に立って人にモノを教えることが全然区ではありません。

というよりむしろ好きだったりします。

ブログにはブログの強みがありますが、動画には動画の強みがあります。

例えば

魅惑の祭典「バーレスク東京」が色々刺激的過ぎたのでレビューしていこうと思う

2018年6月8日

↑のバーレスクの記事なんかはブログであるからこそ面白く仕上げることが出来ましたが、

日経解説記事まとめ!今まで書いた日経解説シリーズをまとめてみた!これを読めば簡単に経済知識を付けられるぞ!

2018年12月22日

↑の日経の解説記事はぶっちゃけ文字で書いてあるよりも音声で伝えた方が分かりやすく表現できるはずです。

このブログで書いた内容を僕が喋りなおして、YouTubeに上げる。

もしくはYouTubeでやった内容を、ブログで文字に落とし込む……。

そんなことをしていきたいと、そう考えています。

自分の小説を作ってみたい

実は僕にはささやかながら夢がありまして、

自分の小説、発刊してみたいんですよね。

小説って言うかラノベなんですが、世に僕の作品をリリースしたいっていう夢があったりします。

いつか出してみたいなぁ……。

同人サイトみたいなとこで今一個書いてますし、もう一個構想固まってるのがあります。

そちらをオチが決まり次第リリースして、小説家になろうあたりから書籍化目指していこうと思います。

ゲームを作ってみたい

誰かと協力してゲームを一個作ってみたいなーと考えてます。

ジャンルは何でも。本当に一個、作ってみたい。

そしてコミケで売ってみたい。

これは独立出来たら是非やりたいな(笑)

銀行を辞めることへの恐怖は無かった?→あったし、今もある

僕は地方民なら誰もがうらやむ大企業を辞めてきたわけですが、

「銀行を辞めてしまって、怖くないんですか?」

という質問をよく受けます。

これに対して率直かつ簡潔に回答を返すなら、

普通に怖いです。

正直クッソ悩んだ

辞める。その決断をするとき、そしてした時。

僕は2日間眠れませんでした。

そりゃそうです。人生を決める大きな決断な訳ですから。

上司に説明に行くときも心臓の鼓動が早くなってどうしようもありませんでしたし、親に説明に行くときも正直死にそうでした。

両場面共に脇汗パッドを張って臨んだのはここだけの秘密です。

社会的な身分を失うという恐怖

最初に述べておくと、僕は非常に自己顕示欲の強い人間です。

凄い、かっこいいって言われたいし、誉めそやされたい。

女の子にはモテたいし、僕を尊敬してくれる友達も一杯欲しい。

だから頑張って背伸びをして早稲田なんて大学にも行きました。

そんな僕が銀行員という肩書を失うこと。

これが、怖くない訳が無いんですよ。

安定を失うという恐怖

最も怖いのは金銭的な安定を失う怖さでしょうね。

正直、今の僕には収入がありません。

ありがたいことにブログから一定水準の金は入ってくるので、

「一銭も収入が無い!」

という訳ではありませんが、一般的に見て収入が無いと断言できるレベルの収入です。

それがやはり怖い所ですよね。

銀行に居れば少なくとも月20万ぐらい手取りを貰えて、ボーナスも30万×2ぐらいは貰えてた訳です。

でも今はゼロ。

姉歯が建設した建物物が可愛いぐらいの安定感しかありません。

転職はしないの?→転職はする

幸いにして僕のブログをみて声をかけてくれた会社がありまして、2月からそちらにお邪魔させてもらうことになります。

ブログと仕事の掛け持ちにはなりますが、自分にストイックに2019年を過ごし、

金を貯めまくってゆくゆくは独立を目指していきたいと思います。

目指せ完全フリーランス!

ちなみに

銀行を辞めた切っ掛け、経緯等々を詳細に語るとこれ以上の長さになるので、今度ストーリー形式でアップしていこうと思っています。

僕が何で地方銀行に入って、どう過ごしてどう感じて。

そして何故辞めてしまったのか。

それを綴らせて貰おうと思っています。

まとめ

正直、かなり思い切った決断をしたと思っています。

上で語った通り、恐怖はあります。

そして見切り発車と言われても仕方の無いような、そんな決断だったと自分でも思っています。

ですが、どうしてもやってみたかった。

失敗できるのなんて今の内です。

家族を作ってしまったり、家を建ててしまったりなんてしたら、正直動くことなんてできやしません。

24歳の若造ですらもこれだけ悩んだんです。

それが、30歳のおじさんになってしまったら果たしてどうなるでしょう?

……きっと、決断何てできやしません。

だから僕は、一歩踏み出してみることにしました。

もしかすると、そこは奈落への落とし穴かもしれません。

深くて深くてどうしようもない、谷底へ続く一歩かもしれません。

でも、やって見せます。やりたいんです。

愚かな選択ではあったとは思います。

でも。

人生を棒に振るったと、あの時この選択だけはしなければよかったと。

そう思うことだけは決して無いよう、自分の人生を誇れるものに出来るよう。

僕はこの先の人生を歩んでいこうと思っています。

これは24歳銀行員が、地方銀行を辞めるまでの物語【part1:何故僕は地銀に来たのか】

2019年1月7日

コメントを残す